「がけっぷち男(30代・無職・うつ病)、株を買う。」~株初心者のトレード日記~

元公務員、現在無職のがけっぷち男「がけさん」の今後の生き様を描いたブログ。

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塾講師のアルバイトを辞めてしまいました。(塾講師を辞めた理由)

2ヶ月前から始めた塾講師を辞めてしまいました。

教員という仕事に興味があり、志高く始めた塾講師でしたが、自分には合わなかったので、残念ですが辞めました。

辞めた理由

 

1 知識不足

自分の力を過信していました。

曲がりなりにも大卒で小中学生なら十分教えられるかと思っていましたが、実際やってみると社会人8年間学業から離れていたブランクがかなり重荷となりました。

ここまで知識が抜けているとは思ってもみませんでした。

こんな自分では頑張っている生徒に対して、申し訳なくて申し訳なくて…。

授業中以外は予習に全力で取り組みました。

高校受験の問題集を買いあさり、塾のテキストを持ち帰らせてもらったりしてなんとか生徒の役に立ちたいと一心不乱に取組みましたが、心が先に疲弊してしまいました。

 

2 塾の指導体制

 私の勤めた塾は某大手個別指導塾で、1人の先生が同時に複数名の生徒を教える体制でした。

この複数名が大変で、多い時は5人を同時に教えなくてはならず、授業をする傍ら、授業報告書を同時に纏める必要もあり、処理能力が高くないとうまく授業が展開していきません。あっちで質問がきて、こっちでも質問がきて、一つひとつしっかり対応していると、時間があっという間に経過していき、待ちくたびれている生徒がでてきて、励区の果てに寝てしまう子もいたりして。

そういうときは自分の無能さを感じるというか、塾の指導体制に不満を募らせていき…。

あと、もともと教える教科は数学だけでとお願いしていましたが、実際は数学だけでなく、理科、英語、国語と増えていき…。

講師が全く足りていない状態で、教室長にノーとも言えず。

高校受験の生徒に数学、理科を教えつつ、中学受験の生徒に国語算数教えつつ、中学1年生の英語を教えるということもありました。

完全にキャパオーバーです。

こんな状態では自分や生徒が満足のいく授業ができないと思い、身をひきました。

学校の授業を終え、部活もやり、学校の宿題もある中でそれでも頑張って親の期待に応えるため塾にやってくる生徒に対して、不十分な準備・知識で不十分な授業を展開していると思うとそれはそれは強い罪悪感にさいなまれて…。

鬱々としてきてしまい体調を崩しかけてしまいました。

 

 

辞めるときはあっさりしていました。

多忙な教室長は生徒と親との三者面談が続いていて、辞めたいという時間の確保がなかなかできなかったので、誠に失礼だとは思いましたが電話で辞めたい旨伝えました。

体調が悪く辞めたい旨伝えると、契約更新時期が年度末なのでそれまでは在席している状態にしてもらい、調子が良くなったらまた出勤してほしいとの回答を得ました。

シフトはこちらでなんとかするから安心してと言ってもらい、その日から実質塾講師を辞める形となりました。

迷惑をかけてしまった生徒、教室長、講師の皆さんには本当に申し訳ないことをしたなと反省しています。

自分より有能な講師の方が教えていた生徒達につくことを願っています。


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