県立高等学校実習助手の採用試験を受けてみました。一次試験通過ラインは?
教員免許を持っていない人でも、学校職員として働ける、それが実習助手という仕事です。
当方、学生の頃から教育関係に関心がありましたが、教員免許は取得せずに大学を卒業していました。社会人になってからも教育関係の仕事には興味があったので、公務員退職を機に学校での仕事を探していました。
そして偶然見つけた仕事が実習助手でした。
簡単に言えば、高校で理科の実験実習のサポートをする仕事で、担任にはなれない、成績評定ができない等いくつか制約がありますが、それらを除けば他の教員を同等の仕事ができるポジション、それが実習助手です。
給料面では教員よりは低いですが(当然)、普通の公務員並みにもらえると他のブログで書かれていました。
以下、私が受けた県の試験情報です。少しでも興味がある方の参考になればと思います。
【受験資格】
私が試験を受けた県では、受験資格が特になく、年齢制限、学歴や必要な資格がないため、誰でも受けられる試験となっています。県によっては制限があるらしいので、事前に確認が必要です。
【採用人数】
若干名ですが、毎年募集をしています。ほぼすべての県で採用募集をしているのではないでしょうか。
【試験内容】
一次試験:教養試験(高卒レベル)、小論文
二次試験:面接
教養試験は高校卒程度の基本レベル(公務員試験初級レベル)ですが、全ての科目からまんべんなく問題が出題されるので事前に対策が必要かと思います。
【試験結果】
見事に落ちました( ;∀;)
ノー勉で受けに行きましたが、はやりダメでした。
私の得点率は7割。
平均点より結構上でしたが、結局ダメでした(試験結果通知に平均点が掲載されていました。)
教養試験は良かったのですが、小論文でミスがあり、不合格となりました。小論文は自分ではうまくかけたと思っていただけにちょっと凹みました。。。小論文は結局どこが悪かったのか分からず仕舞い。
私は理科の区分で受験しましたが、50人くらい受けに来ていて、一次試験通過者は10名を下回る感じでした。
9年前に公務員試験上級を合格して県庁に入れたという過信があったのでしょう。ノー勉で大丈夫だというおごりがあり、きっと罰があたったんだと思います。
試験には、下は現役の高校生、上は50代くらいと思われる人達が受けに来ていました。やはり現役の高校生は強いと思います。私を含め、おじさん達はブランクが否めません。
今回は思いつきで受験したので、一次試験を突破しても、面接で多分落とされていたと思います。なので思ったよりも心のダメージは軽傷ですみました。
教員免許は持ってないが、学校で働きたいと思っている方、実習助手という仕事、一度検討してみてはいかがでしょうか。