男子100m 日本人初の9秒台なるか。日本陸上競技選手権大会、開幕!
どーも、がけさんです!
今日は株とは全く関係ありませんが、陸上ネタでちょっと書きたいと思います。
(一応元陸上部なので、どーしても書きたかった(笑))
日本人初の9秒台は誰が出すのか、この永遠のテーマが達成される日がいよいよ現実味を帯びてきました。
去る6月10日に日本学生個人選手権で多田修平さんが追い風参考ながら9秒台を出したことで一躍時の人となると同時に9秒台への期待が高まっています。
なぜそこまで期待が高まっているのかというと、日本陸上界を背負って立つトップアスリートが一堂に会する日本陸上競技選手権大会が開かれるからです!
近年稀に見るハイレベルな戦いが予想される男子100m。
ぜひ、テレビ観戦してみたはいかがでしょうか。
予選・準決勝:6月23日(金)(BS1・LIVE)午後7:00~午後8:50、
決勝:6月24日(日)午後8時38分スタート予定!NHKでオンエア!
(NHK総合・LIVE)午後7:30~午後8:45
以下、注目選手の情報を簡単にまとめておきます。(選手:五十音順)
【目次】
- 桐生祥秀 選手(21歳=東洋大)
- ケンブリッジ飛鳥 選手(24歳=ナイキ)
- サニブラウン・ハキーム 選手(18歳=東京陸協)
- 多田修平 選手(20歳=関学大)
- 山県亮太 選手(25歳=セイコーホールディングス)
- 陸上メモ
- 最後に…
桐生祥秀 選手(21歳=東洋大)
自己ベスト:10秒01(風+0.9m/s)
追い風参考記録:9秒87(風+3.3m/s)
主な戦績:
・リオデジャネイロ五輪陸上男子400メートルリレー銀メダル
・リオデジャネイロ五輪陸上100m予選出場
・2016日本陸上競技選手権大会3位
・2016日本学生陸上競技個人選手権大会 優勝
ケンブリッジ飛鳥 選手(24歳=ナイキ)
自己ベスト:10秒10(風+0.7m/s)
追い風参考記録:9秒98(風+5.1m/s)
主な戦績:
・リオデジャネイロ五輪陸上男子400メートルリレー銀メダル
・リオデジャネイロ五輪陸上100m準決勝出場
・2016日本陸上競技選手権大会100m 優勝
サニブラウン・ハキーム 選手(18歳=東京陸協)
自己ベスト:10秒18 (風+1.8m/s)
主な戦績:
・2015世界ユース陸上競技選手権大会100m 優勝
多田修平 選手(20歳=関学大)
自己ベスト:10秒08(風+1.9m/s)
追い風参考記録:9秒94(風+4.5m/s)
主な戦績:
・2017日本学生陸上競技個人選手権大会 優勝
山県亮太 選手(25歳=セイコーホールディングス)
自己ベスト:10秒03(風+0.5m)
主な戦績:
・リオデジャネイロ五輪陸上男子400メートルリレー銀メダル
・リオデジャネイロ五輪陸上100m準決勝出場(オリンピック日本最高記録)
・2016日本陸上競技選手権大会100m 準優勝
ベストタイムを並べてみると…
桐生 選手 :10秒01(+0.9m/s)
山県 選手 :10秒03(+0.5m/s)
多田 選手 :10秒08(+1.9m/s)
ケンブリッジ 選手:10秒10(+0.7m/s)
サニブラウン 選手:10秒18(+1.8m/s)
う~ん、ひしめき合ってますね。過去最高のハイレベルな争いと言われる所以です。
陸上メモ
※追い風参考とは…
記録の公平性を期すために、2mを超える風が吹いた中での記録は参考記録扱いとなり、正式な記録(公式記録)とは認められません。
例えば、追い風2.0m/sで走れば公式記録、追い風2.1m/sで走れば参考記録になるわけです。
※現在の日本記録は…
伊藤浩司さんが1998年に出した10秒00(風+1.9m/s)です。
※世界選手権(世界陸上ロンドン大会)…
今年の8月に開かれる世界選手権への選考も兼ねている日本陸上競技選手権大会。
世界陸上に参加するには、参加標準記録や派遣設定記録を突破することが必須条件となります。ちょっと複雑なのでハショリマス。詳しくは👇
最後に…
独断と偏見で、ずばり1位を予想してみたいと思います。
予想は「桐生 選手」か「山県 選手」。絞れてない(笑)。
理由は👇
・桐生さんは、今季10秒0台を連発。10秒0台の接戦したレース運びに慣れている。しかし、ケガが多い選手なので本番に不安が残る。昨年の日本選手権では足けいれんで3着に。だけど怪我なく走り切れれば本命1位。
・ケンブリッジさんは、4月に9秒98(追い風参考)を出しているから調子は上向き。でも安定性で桐生さんが上回るか。ただ今年はまだ10秒0台で走れていない。
・多田さんは多分場慣れしていないのと接戦慣れしていないからこの前のようにはいかないかな~と。
・サニブラウンさんはどちらかというと200mに力を入れているかな…成長具合がいまひとつ情報不足。
・山県さんは2017年3月までは10秒0台を連発で出しており好調でしたが、4月に足首の不調で大会を欠場しています。足の調子がもし良いなら山県さんが1位だけど、多分足首の調子が悪く、そんなに練習をつめてないんじゃないかなと予想。
・あとこの5人以外にも2015日本陸上競技選手権大会100mで1位になっている高瀬慧選手も侮れない。
記録は当日の天気や風しだいだと思いますので正直全く分かりません。
9秒台はピッチのコンディションしだいですかね。
良好なコンディションの中でトップアスリートが接戦をすれば9秒台が出てもおかしくないはず!!
ぜひ、その瞬間をライブ映像でみたいものです。
…我が家、なぜかNHKたまに映らないんだよな~大丈夫かな(笑)
決勝よりも予選や準決勝の方がタイムがいいってことは案外よく起こりますので、ぜひ決勝だけでなく予選・準決勝も注目していきましょう!
※追記
FRESHで番組配信していました!!👇